時給1000円は低いほうなのか?

2019年07月17日

ニュース記事を巡っていると、すごい記事を見つけました。

時給「1000円ぽっち」払えない企業は潰れていい

過激な内容では ありますが、
内容を読んでみると、たしかに頷ける内容です。

最低賃金を引き上げると、中小企業が倒産する
と、よく言われますが、
最低賃金が低すぎる、それに加えて、
いつ辞めさせられるか わからない非正規雇用や、
ブラック企業問題などが 入り混じった結果、
貧困問題というものが 生まれたワケです。

ただでさえ悪い 労働環境の中、
そのうえ消費税増税が控えている中、
最低賃金ぐらいは 引き上げなければ、
消費者は何も買わなくなってしまうのです。
そうなれば 当然、
中小企業の仕事も なくなってしまうワケですから、
逆に考えれば、最低賃金を増やす事により、
経済は循環し、中小企業にも 仕事が舞い込んでくるものです。

しかし、『時給1000円ぽっち支払えない企業は潰れてよい』
という発言は 過激に思えますが、
たしかに それは業務の見直しこそが必要でしょう。

時給1000円にも関わらず、スピード重視で案件を片付けていかなければ、
従業員に給与を支払いきれないというのであれば、
それは よほど顧客に買い叩かれているのではないかと。

とくに クリエイティブな仕事においては 人月計算は相性が悪く、
にも関わらず、人月で見積りを行い、
実際には 作業者はカツカツの状態で 作業を行うという状況もあり、
『そのスピードでは、あなたに給与を支払っていてはマイナスになる』
と言われると、かなり ツライものがあります。
これではまるで、給料ドロボウみたいな言われ方です。

そうならないように、人月計算で見積りを出すのではなく、
その困難さを 顧客に説得しながら、
充分な利益が取れるよう 交渉する必要があるでしょう。
それをせずに、そのまま人月計算で安易に見積りを出しているから、
顧客も クリエイティブな仕事を甘く見て、
値切られる事が常識化してしまい、業界そのものが疲弊してしまうでしょう。
交渉をしたら、さらに安い所に お客さんが流れてしまうかもしれませんが、
それなりの品質を保証するには、それなりの対価が必要である
という事を 説得する必要も、あるのではないでしょうか。

そもそも最低賃金ギリギリでも 本当にカツカツなのであれば、
人を雇う事すら 見直すべきかもしれません。
と、経営した事がない私が言うのも なんですが、
従業員に給与を支払っても、それをリスクと考えず、
運営していける企業にする事も、重要な事ではないのかなと思います。

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